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サイエンスクラス講座「遺伝子を科学する②」

 

6月24日(火)に、かずさDNA研究所との連携講座「遺伝子を科学する②」を行いました。今回の講義から、かずさDNA研究所 長瀬隆弘先生をお招きし、DNAから考える「医療」についてご講義していただきました。

DNAの基礎知識から、ゲノム研究、がん研究という流れで、講義が進みましたが先端的な話ばかりで、聞いている教員も目から鱗の話ばかりでした。授業の初めに、同じ人間でも顔や体型が異なるのは、究極の個人情報となる「ゲノム」が関わり、各個人の情報を60億個の場合で考えると、600万ヶ所のちがいが生じることを学びました。この「ちがい」がそれぞれの個性を生じさせる要因となり、現在の医療でも治療することが難しいと言われている難病への要因へと繋がっていくことを学びました。遺伝子の観点から病気を考えたことがない生徒が多く、講義後には「もっと深く知りたい」「生活習慣が病気のリスクを挙げる要因となることを改めて知ることができた」等の感想がありました。長瀬先生へも積極的に質問する者も多く、「エピジェネティクスについて」「miRNAについて」等、今回の講義を通して生徒達の興味関心も高くなったと思います。次回の講義では、実際にかずさDNA研究所へ見学に行きます。

学んだこと・疑問に思ったことをまとめました。

学んだ内容を全体に向け、発表しました。