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サイエンスクラス「生物学部体験授業」に参加しました

 

7月22日(金)から7月24日(日)にかけて二泊三日で北海道寿都町にある東海大学北海道臨海研修所に行き、東海大学生物学部の体験授業に参加しました。中学1年生から高校3年生までの20人が参加し、様々な講義や体験を通して、普段の中学校や高校で学べないことを学ぶことができました。

1日目

船に乗りカマイルカの観察を行い予定でしたが、天候が悪く中止となりました。そのため、登別マリンパークニクスに行き、水族館の見学をしたりイワシやイルカショーを見たり、噴火湾で見ることができるイルカやクジラの講義を受講しました。また、その日はマアジの搬入が行われていました。魚の搬入は1年に1度ほどしか行われないため、貴重なものを見ることができました。

マアジの搬入

講義の様子

2日目

研修所近くの海にて釣魚体験と潮間帯の観察を行いました。釣魚体験で初めての生徒が多く、準備や釣り方などを大学の先生や学生の方に聞きながら、作業しました。釣果としては釣れていない生徒が多かったのですが、最後は最初の時点に比べて手際よく作業し、楽しそうに釣りをすることができました。

潮間帯観察では浅瀬で魚やヒトデなどを採取しました。北海道の海なので冷たかったのですが、採取するだけでなく、みんな楽しそうに泳ぎ、はしゃいでいました。その後、研修所に戻り、顕微鏡を用いてプランクトンの観察を行いました。学校では使っていない双眼実体顕微鏡を使って観察をしたため、使い方に慣れるまで苦戦していました。

釣魚体験の説明

釣魚体験の様子

潮間帯観察の様子

採取した生き物

双眼実体顕微鏡での観察

プランクトンの観察

3日目

最終日は東海大学の札幌キャンパスに行き、校舎見学をしました。中学生は初めて大学の校舎に入った生徒が多く、敷地の広さ、研究室や教室の多さにびっくりしていました。また、屋上に行き、大学の敷地や学生がよく使用する施設を教えてもらいました。高校生はこれからの大学選びの参考にしたり、思い思いの大学生活を想像していました。

大学の屋上の見学

研究室で説明を受ける様子

生物学部の体験授業では、日頃学べないことを学び、体験することができました。高校生は進路選びの参考にすることができたと思います。これからも様々な大学や企業との連携を行い、サイエンスクラスだけでしか学べないことを学び、体験していきたいと思います。