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初動対応(防災)訓練を行いました

 

10月15日(月)に初動対応(防災)訓練を実施しました。

初動対応訓練とは、災害が起きた際に校庭等に避難する避難訓練とは異なり、大災害直後から数日後(授業再開)までどのような判断・対応が必要かを考えるための訓練です。そのため生徒は参加せずに、先生だけでシナリオ非公開型の机上シミュレーション訓練として実施しました。

この初動対応訓練は東海大学学園全体で取り組んでおり、これまでも大学や大学併設の付属校で訓練を実施してきましたが、付属校単独では本校が初めて実施になり、沢山の学園の先生方が見学に来ていただきました。

訓練は浦安市直下型の大地震を想定し、以下の3つのフェーズに分けて訓練を行いました。

  フェーズ1:発災後30分~1時間後の対応

  フェーズ2:発災後6時間後の対応

  フェーズ3:発災後3日後の対応

訓練は教職員が「対策本部」「負傷者対応」「情報管理」「施設」「生徒対応」のグループに分かれ、フェーズ毎に与えられた条件(停電、火災、負傷者、建物損壊、交通障害)を元に、優先順位を考え適切な行動を行えるかの訓練を行いました。

また、本校独自の取り組みで各グループが何の課題に取り組んでいるか相互に確認できるように、ホワイトボードを活用した「情報の可視化」に取り組みました。また電気が復旧した後はタブレットなどのICTを利用した情報共有も取り入れた訓練を行いました。

対策本部への報告

訓練会場の様子

グループ毎のディスカッション

優先順位を決めて行動

ホワイトボードによる情報開示

ICTを利用した情報共有