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サイエンスクラス講座「高分子の科学」を実施しました

 

「高分子の科学」では,身の周りに溢れているプラスチックを題材とし、高分子について実験をしながら理解を深めていきました。ナイロン合成の実験では、溶液を混ぜ合わせることによって、液面上に白い膜ができはじめ合成された繊維が浮かび上がってきました。目で見える形になると、生徒からは「なんでだろう?」という声があがっていました。なぜ、何もない溶液から繊維が合成されたのかを生徒に予想させながら授業を進めていきました。また、発泡スチロールの実験では、プラスチックのリサイクルには多量の薬品が必要になると共に、長い年月がかかることを学びました。最後には、環境という観点からSDGsと関連付けて、私たちに今できる事を考えさせました。これからの地球環境を担っていく生徒達だからこそ、重要な課題を提示した講座となりました。

中等部生も手慣れた様子で扱っています

協力しながら、実験を進めます

うまくナイロンを巻けるかな

ナイロンの巻取り