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サイエンスクラス講座「超電導の不思議」を実施しました

 

サイエンスクラス体験学習「超電導の不思議」では,本校の理科教員が液体窒素を用いて多くの演示実験を行いました。この学習では,日常では接することのない超低温の世界を体験しました。超低温の中でやわらかいゴムボールや植物の葉がどのように変化するかを生徒に予想させながら実験を進めていきました。さらに、液体窒素を金属の容器に入れ、容器の外側で冷やされ雫となって現れた液体酸素を容器に集めました。そこに、火の着いた線香を入れると線香の炎が強くなることを観察し、液体が酸素であることを確認しました。最後に超伝導体と永久磁石の間の反発力を利用した,ピン止め効果を実際に生徒へ見せると、生徒からは,「おーすごい!」と歓声が上がりました。サイエンスクラスでは、探究活動が進んでいく中でも,体験学習を大切にし,生徒の知的好奇心を刺激する講座を展開していきます。

超低温の世界の予備知識を受講しています

液体窒素に入れるとどうなるのかな?

超電導を間近で見て興味津々なSC生徒達