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サイエンスクラス講座「探究活動(テーマ別)の紹介」

 

探究活動も5回目となり、テーマ毎に計画を立てた内容に沿って実験を進めました。中1~高3まで6学年が混在する中で協力しあいながら活動を進めていました。今回は、各テーマの様子を紹介します。

<1>DNAの不思議

「かずさDNA研究所」とのオンラインを活用したリモート実験の結果を整理し、各自の探究活動テーマへ沿っていけるようにワークシートに活動内容をまとめました。生徒達はこれまで行った実験についてお互いの意見を交換しながら、考えを深めていました。次回は、発表へ向けてパワーポイントの作成を行います。

<2>化粧品を科学する

口紅や香水などの化粧品を用いて物性に関する実験を行いました。香水を布に染みこませた時の時間経過による匂いの変化、ファンデーションやグロスの水への耐久性に関する実験を進めました。次回は実験結果をもとに、化粧品の物性をまとめ、含有成分の比較などを行っていきます。

<3>ナノ粒子

千葉大学との連携授業で学習した内容を基に、硝酸カルシウムと反応する塩の種類の違いや温度条件を変えて生成する炭酸カルシウムの結晶粒子の形状の違いについて実験を行いました。授業で行った実験の再現性も確認し、新たな条件下における粒子生成の違いについて結果をまとめました。次回も条件を変えて進めていきます。

 <4>ロボットを科学する

学年毎にテーマを設定し、ミッションをクリアするためにロボットが正確に動くよう各自が設計したロボットのパーツの組み立てを行いました。また、プログラミングも同時に行いながら「もっとこうした方がスムーズじゃない?」など、積極的な意見交換をしていきながら完成へと近づけていく様子がうかがえました。

<5>ピンポンウォ―ル

より良いタイムでミッションをクリアするためにグループで改善点をディスカッションし、タイムが伸びるよう工夫を凝らしながら製作している姿がうかがえました。厚紙で製作する過程で細かい作業が多く、中学生は悪戦苦闘しながら作業を進めていました。

<6>天体を科学する

今回、パソコンソフトのマカリを使用し、月の大きさを測定しました。中等部生も手慣れた様子で、月の大きさを計算していました。しかし、計算結果との誤差が大きく出てしまったので、次回はその原因について考えていきます。今後は、天体の大きさを正確に測定するにはどうしたら良いかをまとめていきます。