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サイエンスクラス講座「飛行機を科学する」を実施しました

 

5月8日(土)に、サイエンスクラス第4回目の講座「飛行機を科学する」を実施しました。

この講座は、普段の授業では深く学ぶことができない航空の分野で、アンケートで多くの生徒が学びたいと希望していたことから、4年度ぶりに復活させました。本来ならば、羽田空港に行き、飛行機の工場見学を行うことを想定していましたが、この新型コロナウイルスの感染拡大の影響により現地での工場見学が難しく、リモートによる「JALリモート工場見学」に参加しました。

はじめに、本校教員による「飛行機の飛ぶ仕組み」について学習し、その内容を基に「紙飛行機の制作」を行いました。試作した紙飛行機の試行錯誤を繰り返し、できるだけ遠くまで飛行できる紙飛行機づくりを目指しました。完成後、廊下で「第1回サイエンスクラス紙飛行機大会」を行いました。本番では、紙飛行機が壁に当たったり、飛行後すぐに落下したり、飛ばしたはずの紙飛行機がユーターンしてしまうハプニングなどがありました。結果は、予想よりも飛行距離が短かった生徒が多く、とても悔しがっている生徒を多く見かけました。生徒の優勝は中2の生徒で、10メートル越えをしました。しかし、最も長い12メートル越えの飛行距離越をたたき出したのは、飛び入り参加をした先生でした。先生が最長飛行距離を出したことで、生徒にとって次の目標が決まり、やる気に満ち溢れていました。

そのあと、メインイベントである「JALリモート工場見学」に参加しました。ここでは、航空教室、展示エリア紹介、格納庫案内、質疑応答などが行われました。リモート工場見学に初めて参加をする生徒が多く、興味をもって取り組んでいました。

東海大学には航空宇宙学科航空操縦学専攻があります。ぜひ、将来の進路選択の一助となることを期待します。