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サイエンスクラス講座「エッグドロップ①②」

 

エッグドロップ①

10月22日(金)に「エッグドロップ①」を行いました。エッグドロップとは、与えられた材料(紙とテープなど)だけで、高さ10メートルから落としても中の生卵が割れない容器を作り、そのデザインなども競うのが「エッグドロップ」です。「何があってもキミ(黄身)を守る」という目的のもと、グループ内の上級生~下級生が構想段階から話し合い、その結果を競います。

 昨年度同様、学年対抗で行うため各チーム試行錯誤しながら作成を進めました。今日はチーム編成~機体の作成を行いました。昨年度は成功するチームも多くあったため、今回使用してよい道具を、セロハンテープ80cm以内とコピー用紙5枚という条件にしました。するとこの条件聞き、生徒からは「さすがに難しい」「どんな機体がいいのかな」等、色々な言葉が飛び交っていました。紙での作成となったので、どのチームもギリギリまで作成時間に費やし、悪戦苦闘しながら頑張っていました。次回、実験日(26日)の結果が楽しみです(「エッグドロップ②」をご覧ください)。

エッグドロップ②

10月26日(火)に「エッグドロップ②」を行いました。今回は前回作成した機体の実験日でした。今年度は昨年度とは異なり、コピー用紙を使っての機体の作成となり、早くから集まり補強等や微調整を行う班も多くありました。ディスカッションをしている中には、「落下速度が落ちるように、もう少し補強しておこう」「紙飛行機みたいにしたらどうかな?」など前向きなディスカッションをあちこちでしていました。今年度は先端を尖らせた形が多くあり(昨年度の成功例を見て)、担当の先生方も期待の気持ちでいっぱいでした。

 今回落とした場所も昨年度同様に本校4階(地上から15m位)からの実施でした。なんと、今年度は生徒の機体は成功したものがなく、教員の作成した2機体が成功しました。生徒からは、「先生、成功する形知ってるんでしょう?ずるい!」等の声も聞こえてきましたが、来年度こそは成功させたいと生徒は意気込んでいました。自分で考えて製作したものを実験に使うので、生徒がとても楽しそうに取り組んでいたのが印象的でした。