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サイエンスクラスが中等部生に探究活動成果発表を行いました

 

3月8日(月)に、サイエンスクラスSC生がZoomを用いて、中等部生へ向けて探究活動で得た成果を発表しました。先日行った「Science Meeting in 浦安」の発表では、主に高校生が発表をしましたが、今回は中等部生がメインとなり、プレゼンテーション(以下プレゼン)を行いました。

普段プレゼンをする機会の少ない彼らですが、先日の付属諏訪高校で培った経験を活かし、聞きやすく、伝わりやすい発表になるように工夫しました。Zoomでは、画面に向かってプレゼンをするため、人前で話すことの緊張感とは異なり、練習どおりにできるかどうか不安な生徒もいましたが、いざ本番になると、堂々と発表をしている姿に成長した証を感じました。プレゼンを聞いた学級担任の先生や生徒からは、以下の感想をいただきました。

感想

★自分が興味を持ったテーマについて発表していたので、発表している声がとても生き生きしており、生徒からも「おー!」という歓声が上がっていた。
★実際の実験動画を見せながら説明しているところが、とても興味を引いた。
★発表の中に質問も含まれていたので、視聴している人も参加できる発表だった。
★ピンポンウォールは動画から導入したので、「これは何だ?」という疑問を抱かせながら、発表に入ることができた。

研究テーマ

①天体を科学する:月について調べ、月の実際の大きさを計算する。
②化粧品を科学する:化粧品について(香水の持続時間・一番色落ちしない化粧品の種類は何か)
③遺伝子を科学する:遺伝子について(遺伝子について・老化と遺伝子の関係)
④ピンポンウォ―ル
⑤ロボットを科学する:災害地で瓦礫の撤去を行う時間を短縮させるロボットのプログラミングについて

今年度はこの講座が最後となります。来年度も地域の機関(大学、博物館、研究所)、東海大学との連携を密にしながら、体験・探究型学習活動を主として行っていき、サイエンスクラスを通して、自然科学や科学技術に興味関心を高めるとともに将来の進路選択の一助となるよう授業構築を行っていきます。