ニュース詳細

サイエンスクラス講座「ピンポンフォール②」を実施しました

 

4月27日(火)に、サイエンスクラス第2回目の講座「ピンポンフォール②」を実施しました。
今回は、各班で製作した構造物を使っての競争です。いざ勝負と行きたいところでしたが、1週間の間が空いたことにより、湿気や、天気の変化が構造物に影響して微妙なズレが生じ、前回のときに完成させた班も、思うようにピンポン玉がうまく転がってくれませんでした。そのため、今一度、改良時間を30分与えることにしました。
テストでは、途中でピンポン玉が止まってしまう、コースを外れてしまうなど、なかなか思うような結果がでません。微調整を繰り返す中で、30分はあっという間に過ぎてしまい、いよいよ本番!
タイムを2回計測し、良い方を記録とします。途中でピンポン玉が3秒以上止まった場合は記録なし。その時は1回だけやり直しができるというルールで行いました。
中1:3班、中2:2班、中3:1班、高1:2班、高2:2班での競争です。各班とも工夫を凝らした力作。渦を巻きながら転がるもの、コースの途中に凸凹を付けてピンポン玉の速さを遅くするもの、長いコースを作り傾斜を限りなく緩くするものなどさまざまな構造物があり、各班のタイム発表に一喜一憂する時間となりました。

優勝は高2の第2班。やはり先輩の貫録を見せつけてくれました。タイムは19″25。この班は2回ともほとんど同じタイムを記録しました。この競争は再現性が大切で、常に安定したタイムを出せることが求められます。高2の第1班が2位、中1の第1班が3位と健闘しました。優勝した高2第2班は、一番長いルートの構造物で随所に創意工夫を施した結果、優勝タイムに繋げました。今回も巻き状のルートをつくるなど過去にない斬新な構造物が多く製作されました〔写真参照〕。

次回は、「探究活動に向けた事前学習」を行います。その中で、競争を通して得られた各班の結果をもとに考察を行い、班毎に発表します。

最後の微調整に必死です

中1の渦巻き状作品

神経を集中してスタート

凸凹コースは再現性ばっちり

階段状は記録なし

優勝の高校2年生