ニュース詳細

サイエンスクラス講座「遺伝子を科学する②」を実施しました

 

7月13日(火)に、かずさDNA研究所との連携講座「遺伝子を科学する②」を行いました。本講座でも、かずさDNA研究所長瀬隆弘先生をお招きし、ディベートを行う前に振り返りを行いました。ディベートのテーマは、「遺伝子技術の是非」に関する内容で「ゲノム編集」、「品種改良」、「遺伝子診断」、「出生前診断」、「遺伝子組み換え」の5つを設定し、肯定派、否定派に分かれ、それぞれの立場で意見を述べ合いました。
今回、初めてディベートを行う生徒が多く、慣れない状態でのスタートとなりました。高校生は、相手が伝えたい主張に対し、自らの考えを効率よく伝えることを工夫しながら行っていました。一方、中等部生は、遺伝に関する学習を十分に行っていない中でもそれについて来ようと必死で頑張っている姿がうかがえました。
肯定派、否定派と別れ、それぞれの立場に立って、自分の考えを主張していくことの難しさ、反駁や相手の質問に答えるための基本的な知識を事前に調べ、持っていることが大切であることに気付いた講座となり、とても良い経験になりました。ディベートを終え、最後に、長瀬先生よりご講評をいただきました。次回は、かずさDNA研究所へ赴き、ALDH2遺伝子に関する実験を行い、より知識を深めていきます。