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サイエンスクラス講座「ナノ粒子を科学する」を実施しました

 

10月8日(金)に、「ナノ粒子を科学する」を実施しました。今回は、千葉大学大学院工学研究院共生応用化学コース教授上川直文先生をお招きして、「ナノの世界を調べてみよう」をテーマに講義を行いました。はじめに、『ナノ』という単位や身近なものについて講話を受けたのち、幾何学的構造による光の干渉・散乱を利用した構造色を観察しました。ガラス板を二枚重ねると波紋が現れ、グルコン酸複合化層状チタン酸ゾルに水を垂らすと色が少しずつ変化することに、生徒は興味を持って観察していました。また、沈降速度を比較する実験を行いました。生徒自ら行う実験のため、より一層緊張感もって取り組み、結果の違いに驚いていました。目に見えないナノ粒子ですが、多くのことを学び、化学の面白さを感じ取ったと思います。今回学んだことを生かし、これからの探究活動へ繋げていきます。